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① 小澤普照代表講演会&②里守り犬が森を護る講演会のお知らせです!

① 森の駅推進協議会の代表の小澤普照氏が、
「私がノーベル賞受賞者ワンガリマ―タイさんと共感したこととは」

と題しまして、飯能市の駿河台大学で講演を行います。
飯能市に近い方、ご関係のある方、ご関心ある方、更に、飯能方面の森にハイキングに行かれる方等に、ご参加戴けましたらとご連絡申し上げる次第です。月日時は下記の通りです。
急な連絡になりまして誠に申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。

               記
 月日時:10月26日(土曜日) 16:30-18:00時
 場 所:飯能市の駿河台大学 3405室
入場料:無料

② 第13回森の駅発市民フォーラム
「里守り犬でサル被害対策」・・・2013年度日本動物大賞受賞!記念講演会開催のお知らせ~「犬を活用した野生動物との棲み分け」とは!?~今もっともリアルに必要とされる情報です。

「森の駅」の名づけ親でもある、「道の駅」の構想を作ったのが地域交流センターですが、
センターの重鎮、米村洋一氏の発案で実施した里守り犬事業が
日本動物愛護協会の2013年度日本動物大賞のグランプリを受賞しました。
以下は米村氏からのメッセージです。
「里守り犬育成事業は、鳥獣被害に悩む長野、山梨にまたがる市町村長の要請に応じて、地域交流センターが農水省の補助金を得て実施したプロジェクトの一部です。
トラブルを起こさないようきちんとしつけをされた犬を、判断力のある飼い主が適切に活用し里に出てくるサルを日常的な活動として追い払うことで、昔のように里に出ると嫌なことが起こるという状態を作り出すことでサルを里から遠ざけようという考え方です。
今回の受賞は、野生動物の被害を防ぐために、飼い犬をパートナーとして活用し、人里と野生動物の住む山奥との境界を確立し、棲み分けを実現しようとする考え方のユニークさが評価されたものです」(米村氏)

中山間地では鳥獣被害が深刻な問題になっています。
森を護ってきた人が、同時に里を護り、田畑を護り
猟で森の恵みをいただき、命の循環が自然の法則に従っている間はよかったのですが・・・
里に動物が降りてくるようになったのは、
何かしら自然の法則から外れてしまったことがあるようです。
先日、山形県で水源の森を護っている人からお聞きしたのは、
「森に食べ物が十分にあっても、野生動物は里に降りてくる。
それは、餌付けなどにより加工食品など不自然な食べ物を食べた野生動物がその添加物で頭が狂っているからだ。
特に猿は危ない。集団で人を殺し始めた」(おばあちゃんが被害に合ったそうです)。
というお話でした。(要約)

森や里を護る人が安心して住めるようにする里守り犬育成事業は、
今、とても最も必要とされるプロジェクトのひとつなのではないでしょうか。
「里守犬」を育てて、鳥獣被害対策に役立てるのですが、まず最初にやらないといけないことは?
犬を飼う「人」の教育だそうです。
この問題を通して自然と人とのかかわり方を自分の心にも問いかけたいと思います。

今回は、犬好きの方、これから犬を飼いたいと思っている方にも参考になります。
詳しいお話を聞きたい人はお早めにお申込みをお願いたします。


1 月日時:平成25年11月20日(水曜日)18:30-21:30
2 場 所:「ベニーレ・ベニーレ」
(澁谷区神宮前四丁目31-10 YMスクエアー5F TEL 03-5775-5333
3 講師:米村洋一様(社会福祉法人藤沢育成会理事長、NPO法人地域交流センター理事)
4 会費:3000円(軽食付き)